お役立ち情報
難しい?! 不動産の専門用語解説します。
基礎用語から一般の方にはなじみのない専門用語まで、懇切丁寧に解説いたします。
物件について
- <用途地域>とは何ですか?
- 行政が都市の環境を保ち、かつ機能的な都市活動を確保するために建築物の用途や建ぺい率・容積率・高さ等を制限したエリアのことです。住居系・商業系・工業系に分類されます。
- <セットバック>とは何ですか?
- 都市計画区域内で建築物を建てる際に、道路の幅員を確保するために敷地の一部を道路部分として負担する部分のことです。具体的には道路の幅員が4m未満の場合に道路の中心から2m後退しなければならず、この部分に建物を建築する等、自己の用に供することは出来ません。
- <位置指定道路>とは何ですか?
- 不動産業者が、敷地を分割して分譲販売する際に、すべての敷地の接道義務を満たすように新たに敷地内に道を築造し、その道路の位置の指定を特定行政庁から受け取ります。この道路がいわゆる<位置指定道路>と呼ばれるものです。
- <建築条件付>とは何ですか?
- 売買契約後に「一定期間内に住宅の建築請負契約を締結すること」を条件として、土地の売買契約を結ぶことです。建築請負契約が成立しないと売買契約は白紙に戻り、それまでに支払った代金は返却されます。
- <建ぺい率・容積率>とは何ですか?
- 建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積(通常は1階の床面積)の割合のことです。容積率は敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合のことです。用途地域の種別等に応じて建ぺい率・容積率の上限が定められています。
- <開発許可>とは何ですか?
- 都市計画区域内で一定の広さ以上の土地を造成する場合、知事または政令指定都市の長が与える許可のことです。
- <延べ床面積>とは何ですか?
- 建築物の各階の床面積の合計のことです。容積率によって建物の規模が変わってきます。
- <マンションの共有部分>とはどういうものですか?
- 壁や支柱、基礎、屋根などの基本的な構造部分、廊下、階段、エントランス、管理人室などがあります。
契約について
- <仮登記>とは何ですか?
- 最終的な本登記を行うためには、書類の不足等必要な要件を完備していない場合に、将来の本登記に備え、順位を保全する目的で行う予備登記のことです。
- <金銭消費貸借契約>とはどういうものですか?
- 金融機関から融資を受ける際に交わす借入契約のことです。
- <媒介契約>にはどういったものがありますか?
- 専属専任媒介契約:依頼した不動産業者が探した相手としか契約が出来ません。専任媒介契約:依頼した不動産業者又は自分で探した相手と契約ができます。一般媒介契約:依頼者は複数の不動産業者に依頼できます。
その他
- <不動産取得税>とは何ですか?
- 不動産取得税とは、不動産(土地又は家屋)を取得した場合に1度だけかかる都道府県税です。不動産の取得とは売買、贈与、交換、建築(新築、増築、改築)により不動産の所有権を取得する事を言います。また登記の有無や有償・無償を問いません。
- <住宅性能評価>とは何ですか?
- 住宅の性能(耐震性・耐火・遮音性・省エネルギーなど)に関して一律の基準で第三者機関の専門家が検査等を行い、その結果を評価し「建設住宅性能評価書」を交付する任意の制度のことです。
- <マンションの管理規約>とは何ですか?
- 区分所有者(一般的にマンションの所有者)が相互で取り決めた管理組合のルールのことです。
- <検査済書>とは何ですか?
- 完了検査の後、敷地・構造・建築設備に関する法令に建築物が適合している場合に建築主事等が交付する証明書のことです。(土地に関する検査済書もあります)
- <建築協定>とは何ですか?
- 土地所有者や借地権者が個別地域における住環境を守るため等に、敷地面積、構造や用途などの建築の基準について定める協定のことです。
- <抵当権>とは何ですか?
- 債務不履行の場合、貸し金について他の権利者より優先して弁済を受けられる権利のことです。住宅ローンの借入れを行うと、抵当権がつきます。
- <登記済証>とは何ですか?
- 一般的には「権利書」といい、保存・設定・移転等によって取得した権利を登記した際、登記所によって交付される「登記が完了した証明書」のことです。
- <示登記>とは何ですか?
- 不動産の現況を明らかにするため、登記簿の表題部になされる登記のことです。